インバウンドが戻ってきた飛騨高山

お世話になっております。山一商事特販部です！

飛騨高山で山菜・キノコなど、業務向け「山の幸」の品揃えをしております。

このツキイチ通信では

地元の飛騨高山と弊社山一商事をもっと知って頂きたいと、地元の原料状況、市場状況、また地元飛騨高山情報など発信しております。

 

 

さて、新型コロナ感染症も収束に向かい、飛騨高山では連日、海外から観光に訪れる人が大勢訪れております。

 

 

特にヨーロッパ、東南アジア、台湾からの観光客が多く、夜になると外国人ばかりが出歩いて一瞬どこの国かと思う程です。

コロナ禍が明けて、これほどまでに一気に変わるものかと驚いています。

高山市内近くの山では新緑がまぶしい季節となっており、「細竹」がニョキニョキと伸びてきております。

細竹とはなに？？

山の幸「細竹」とは別名「根曲がり竹」という名で呼ばれ、イネ科タケ亜科ササ属である「チジマザサ」の若竹です。

実は「タケノコ」ではなく「ササノコ」なのです。

この「ササノコ」の穂先を水煮に加工したものを、弊社では「細竹」や「姫竹」という名称で販売しております。

国産の細竹は取り子さんの高齢化と人手不足で年々収穫量が減少していて、今年も相変わらず収穫量は減少する見込みです。

細竹に限らず、国産ぜんまい、国産わらび、国産ふきのとう、国産山蕗等、国産の山菜は益々収穫量が減少しております。

日持ち向上のため水煮の液を酸性に傾けておりますので、ご使用の際は水にさらして酸味を減らしてから、天ぷらや煮物などにお使いください。

この時期重宝する国産の山うど

また、国産の山の幸として人気なのは「山うど」の商品です。

一度水にさらしてから、しっかりと水を切り、穂先の部分を天ぷらや飾りなどに、茎の部分は斜め切りや細切りにして、きんぴらや炒め物などにお使いください。

最近は洋食でもご利用いただいており、パスタで日本の季節を感じることができます。

最近流行りの「タイパ」＝「タイムパフォーマンス」としては、そのまま使えるカット済みで薄く出汁醤油風味に味付けされた商品が人気となっております。

お気軽にお問い合わせください。